すべては、アーティストの表現を
ダイレクトに届けるために
世界初となる、革新的な新機構のスピーカーと、
細部に工夫を凝らし、適度に残響を抑えたルームアコースティックによる、
オンリーワンのサウンドシステムをデザインしました。
従来のサウンドシステムでは表現しきれなかった、
別次元の高い解像度と、耳に優しい自然なサウンドを再生し、
アーティストの表現をダイレクトに届けます。
SPEAKER
世界初が可能にした
音楽体験の再提案
長い間、当たり前のように使用されていた従来のコーン型ユニットから脱却し、
はるかに優れた平面ユニットを実現しました。
SRスピーカーとしては世界初となる新機構です。
この新しい技術は、音楽を愛するすべての人達へ、
音楽体験を再提案します。
※SRスピーカーとは
サウンド・リインフォースメント・スピーカーの略で、
コンサート用の大型スピーカーを指します。
別次元の高い解像度と
耳にやさしいナチュラルサウンド
長年の研究の末に実現した平面ユニットは、
理論上での優位性を見事に実証し、驚くべき恩恵をもたらしました。
平面ユニットがもたらす、位相差と時間差の少ない美しい波面は、
従来のSRスピーカーでは表現しきれなかった、
高い解像度と耳に優しいナチュラルサウンドを生み出すことに成功しました。
深く 速い 鮮明な超低音域
平面ユニットは、超低音域にも予測していなかった素晴らしい結果をもたらしました。
従来に比べ、有効駆動面積の拡張によりにユニットサイズを縮小することに成功し、
速いレスポンスが可能となり、位相差と時間差の少ない美しい波面は、
より低音域まで鮮明に再生することが判明したのです。
HISTORY
以前から、理論上での平面ユニットの優位性は注目され、
名だたるメーカーが競って研究に取り組んできましたが、
平面での駆動に耐えうる軽質量で高剛性の素材選びは困難を極め、
いつしか机上の空論とされていました。
そのため、多くが研究から撤退していき、今ではごく一部のホームオーディオサイズの
高級スピーカーに採用されているのみとなり、希少種となっています。
しかし、妥協をしないモノづくりに定評のある、日本の音響メーカーTAGUCHIは、
平面ユニットの可能性を信じ、研究を続けました。
長い年月と膨大な試行錯誤の末にたどり着いたのは、アルミハニカムという素材。
この素材は97%以上が空気層で構成され、超軽量/高剛性の特徴を持ち、
近年、宇宙船や航空機などで使用され注目を集めていました。
アルミハニカムの特性は、平面ユニットに必要不可欠な要素をクリアしたばかりか、
想像をはるかに超えていたため、ホームオーディオサイズでも困難を極める平面ユニットの研究は
一気に加速度を増し、ついに世界初となるコンサート会場でも使用可能な平面ユニットの
SRスピーカーが完成したのです。
TAGUCHIの平面ユニットは、構造上の実現だけでなく、
理論上の音質の優位性を見事に実証し、
高い解像度と耳に優しいナチュラルな音を再生しました。
- 従来のコーン型ユニット
- 従来のコーン型スピーカーは、駆動方向のみならず
振動板の球面状に垂直方向にも発生するので、
お互いに影響することで音波は干渉し合い、
コーン形状が深いほど位相差、時間差が生まれる。
- 平面ユニット
- 平面ユニットは位相差や時間差が少ない整った波面のため、
高解像度/広帯域、自然で疲れにくい音を再生。
放射派がお互いに影響しにくいので、音をより遠くへ伝達することが可能。
放射角度が広いため、音場が非常にワイド。
ROOM ACOUSTIC
コンサートホールとも音楽スタジオとも違う
適度に残響を抑えたSRスピーカーに最適な
ルームアコースティック
素晴らしいスピーカーを導入しただけでなく、
見落とされがちな空間の音響(ルームアコースティック)を整えることについて、
私達は真剣に考えました。
スピーカー自体の品質は良いサウンドシステムの最低条件ですが、
それはサウンドシステムの一部でしかなく、
ルームアコースティックの良し悪しがサウンドシステムに与える影響が、
はるかに大きいことを理解していたからです。
スピーカー < ルームアコースティック
音質を第一に考え、内装デザインの前に、
スピーカーの位置や壁や天井の素材や角度を検証し、
心地好い音の鳴りを最大限に発揮するためにアレンジ。
定在波の原因になりやすい100ヘルツ前後に効果をもたらす、
希少かつ最高品質な調音パネルで響きを調整しました。
SRスピーカーのポテンシャルを最大限に引き出すために
設計されたルームアコースティックと、
世界初の新機構SRスピーカーによるオンリーワンのサウンドシステムが、
従来では表現しきれなかった別次元の音楽体験を演出します。